フジ社長 視聴率は「下げ止まっている」 民放4位も楽観的
2018年10月26日 16:32
芸能
同番組については、編成統括局長の石原隆取締役(57)が「バラエティー番組限らず、テレビ番組がスタートする時は独特の出現感がある番組があると思う。『99人の壁』に関してはいままでスペシャルでやってきましたが、独特の世界観というか、スタジオをセットを見ただけで、通常の番組の違うぞって。佐藤二朗さんという役者一筋でやってきた方を司会に抜てきするなど、ユニークな要素が多く詰まっている番組」と分析。「初回にいきなり視聴率がバーンと出ることはバラエティーではなかなか難しい。じっくり育っていけば、きっと次の時代を作る、新しいユニークなクイズ番組になっていくのではないかと期待している。過去に成功したいろいろなバラエティーも出現した時に、何だこれは?って風変わりな、ユニークなものがやがてスタンダードになっていったり、大ヒット番組になっていったのもたくさん見てきた。これもその要素を多く含んでいる番組」と期待を寄せた。
とはいえ、昨今の視聴率動向について、宮内社長は「毎週4位という状況をずっと続けている」と現状を冷静に捉えつつも、「4位の中でも、全日、ゴールデン、プライムと0・1%でも上がれば、それは上昇気流にフジテレビの場合はつながる」と楽観視。「言葉がふさわしいかは別として」と前置きしたうえで「視聴率的には、ある意味では、下げ止まっているのではないか。これからは上昇しかないと思っています」と話した。