羽生竜王 最速で通算2000局 将棋界で史上7人目

2018年11月21日 22:22

芸能

 将棋の羽生善治竜王(48)は21日、東京都渋谷区で指された第77期名人戦A級順位戦で、阿久津主税八段(36)を破り、最速、最年少で公式戦通算2千対局(1417勝581敗2持将棋)を達成した。史上7人目で、達成時の7割9厘は最高勝率となる。
 羽生竜王はプロ入り後32年11カ月、48歳1カ月での到達。日本将棋連盟によると、これまで2千対局の最速、最年少は谷川浩司九段(56)の37年8カ月、52歳4カ月で、最高勝率は故大山康晴15世名人の6割6分4厘。

 1985年に15歳でプロとなり、史上3人目の中学生棋士に。96年に初の全七冠同時制覇を成し遂げた。2017年には初の永世七冠を達成し、18年2月に国民栄誉賞を受賞。10月に始まった竜王戦7番勝負で、前人未到のタイトル通算100期獲得を目指している。
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