「イッテQ」「行列」に待った!フジ 1月から日曜ゴールデン帯大改編
2018年11月26日 05:00
芸能
日曜夜の視聴率争いは日本テレビの1強。「笑点」(後5・30)から視聴率を上げ「ザ!鉄腕!DASH!!」「世界の果てまでイッテQ!」「行列のできる法律相談所」が視聴率2桁をキープする独走状態。ただ10月スタートのテレビ朝日の新番組「ポツンと一軒家」が今月11日の2時間半特番で午後7時台の視聴率が「鉄腕…」を上回り、テレビ関係者に衝撃が走った。日テレは「イッテQ」にやらせ疑惑が起き、今後の影響が注目されることもあり、他局関係者には「牙城を崩せるかもしれない」という機運が高まっている。
「でんじろう…」は、興味を引く科学を楽しみながら解説する番組。「オードリー」の若林正恭(40)が番組の進行をしつつ春日俊彰(39)が体を張って検証実験に挑戦する。「アオハル…」は全国各地で何かに夢中になり、活躍している若者を取り上げる。ヒロミが同局ゴールデン帯でMCを務めるのは初。「若い時、フジテレビにはお世話になったので少しでも恩返しができたら」と意気込んでいる。
フジテレビは午後6時からの「ちびまる子ちゃん」の視聴率が約8〜9%台(関東地区、ビデオリサーチ調べ)、続く「サザエさん」が13%台と徐々に視聴率を上げているが、ゴールデン帯で苦戦。局関係者は「日テレ、テレ朝に次ぎ、民放ではTBSと3位を争う位置にいる。サザエさんまでのいい流れをつなげたい」と話す。日曜夜に新風を吹き込めるか注目だ。