Yahoo!検索大賞ドラマ部門は「半分、青い。」NHK作品2年ぶり 脚本・北川悦吏子氏自ら情報発信
2018年12月05日 11:09
芸能
ドラマ部門(カルチャーカテゴリー)は14年=NHK連続テレビ小説「花子とアン」、15年=同「まれ」、16年=「真田丸」、17年=フジテレビ“月9”「コード・ブルー〜ドクター ヘリ緊急救命〜THE THIRD SEASON」。
4〜9月に放送された「半分、青い。」は、朝ドラ通算98作目。フジテレビ「素顔のままで」「ロングバケーション」「空から降る一億の星」やTBS「愛していると言ってくれ」「ビューティフルライフ」「オレンジデイズ」など数々の名作を生み“ラブストーリーの神様”と呼ばれるヒットメーカー・北川悦吏子氏(56)が朝ドラに初挑戦し、オリジナル脚本を手掛けた。ヒロインを務めたのは女優の永野芽郁(19)。岐阜県と東京を舞台に、病気で左耳を失聴した楡野鈴愛(にれの・すずめ)が高度経済成長期の終わりから現代を七転び八起きで駆け抜ける姿を描いた。
北川氏自らが脚本執筆と並行してツイッターで作品の裏側などを発信し続け、ネット上で話題に。自身の故郷・岐阜の郷土料理「五平餅」、自身の代表作の1つ「ロングバケーション」のパロディー、しゃべるぬいぐるみ「岐阜犬」など小ネタや仕掛けが満載で、急展開や朝ドラらしからぬセリフなどが賛否を呼んだが、オンエア中から劇中のワードが「Yahoo!リアルタイム検索」上位に連日ランクインした。
Yahoo!側も「4月から9月まで放送された、永野芽郁さん主演のNHK連続テレビ小説。ヒロイン・鈴愛の40年にわたる成長を描いたオリジナルのストーリーは、その展開の激しさから、毎回大きな反響を呼びました」と評した。
全156回を通じた期間平均視聴率は21・1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。16年後期「べっぴんさん」の20・3%、17年前期「ひよっこ」の20・4%、17年後期「わろてんか」の20・1%を上回る好数字を残した。