朝比奈彩 無の境地でつくる究極ボディー 体脂肪率驚異の9・1%

2018年12月11日 10:00

芸能

朝比奈彩 無の境地でつくる究極ボディー 体脂肪率驚異の9・1%
ボクシングジムでパンチを繰り出す朝比奈彩 Photo By スポニチ
 【夢中論】女性タレント随一の運動神経を誇る朝比奈彩(25)。9頭身、体脂肪率9%と、誰もがうらやむ“神ボディー”は、毎日欠かさない運動によってつくられている。自慢の肉体を磨き上げることが、芸能界での居場所もつくり上げていく。
 東京都渋谷区の東京体育館の陸上競技場にランニングウエア姿で現れると、ラダーを使ったトレーニングや、100メートル走など、約2時間走り続ける。中学、高校と陸上部に所属していた頃と同じメニューをこなす姿は、アスリートの練習と見間違えるほど。「走っている間は何も考えず、“ゼロ”になれる。リフレッシュして、また仕事に向かうために大切な時間です」

 ランニングだけでなく、週に2、3回のペースでボクシングジムに通い、多忙でジムに行けない日には自宅にある懸垂マシンなどを使ってトレーニングをする。今年10月には体脂肪率が9・1%まで下がった。厚生労働省によると、女性の標準とされる体脂肪率は20〜25%。それを考えると、驚異的な数値だ。

 既に女性の憧れとも言える体を持っていながら、満足する日はない。「運動をすればした分だけ体形や筋肉に表れるのが楽しい。5キロの重りでトレーニングできるようになったら、次は10キロでやりたい。終わりがないですね」

 モデルや女優の仕事をしていると、「ここを鍛えなきゃ」という場面が来る。今年2月に発売した2冊目の写真集「AYA」の撮影の際には、美尻トレーナーの岡部友さん(33)が運営するヒップトレーニング専門のジムに通った。「鍛えると垂れずにキュッと上がるんです。奇麗に見せるために、撮影の期間はお尻を集中的に鍛えていました」

 できないことは、体を鍛えることで乗り越える。今年7月期のTBSドラマ「チア☆ダン」がまさにそうだった。「ダンスの経験が全くない上に、体がめちゃくちゃ硬かった」。撮影が始まった当初は、立った状態から床に手をつけないほどだった。

 全体練習以外に週2、3回、プライベートでスタジオを借りて個人練習を行った。家では開脚した状態で足を固定。ハンドルを回してグイグイと無理やり、脚を開いていく器具を購入。「もう開かないというところからハンドルを回すのは、まさに自分との闘いでした」。ダンスの撮影も無事に終了し、脚を伸ばしたまま床に手が届くようにもなった。

 「できないことがあっても、そのうちにできるようになるんだって思いました。さらに運動量を増やすようになって、最近は筋肉痛じゃないと不安で不安で“筋肉痛をつくりにいかなきゃ”と思うようになりました」

 芸能の世界では次から次へと新しい仕事が舞い込み、陸上のようにタイムが出るわけでも、100メートル先にゴールがあるわけでもない。「だからこそ面白いなって思います。自分が直面した場面ごとに、“どうやって頑張っていこうかな”っていうふうに頭が切り替わっていくので」

 運動をすることで“ゼロ”になって初心に帰り、またなりたい自分に向かって突き進んでいく。壁に当たっても鍛え上げた肉体で乗り越えていける。その自信があるからこそ、どんな仕事にも挑戦できる。欠かすことなく続けてきたボディーメークが、タレントとしての可能性を切り開いていく。

 《スポ根漫画好き》ストイックなトレーニングだけでなく、愛読書も体育会系だ。総合格闘技を題材にした「グラップラー刃牙」や自転車競技の「弱虫ペダル」など、鍛えた体でライバルと戦うスポ根漫画が大好き。過酷な特訓に挑むキャラクターの姿が、自身のトレーニングへのモチベーションになっている。

 食事に対しても考え方は男前。赤身の肉が大好物で、この季節は鍋のお店に行って牛肉を中心に食べることが多い。「食べた分だけ運動すればいいと思って全然気にしないんです」と笑顔。“ツヨカワ”女子は食欲も旺盛だ。

 ◆朝比奈 彩(あさひな・あや)1993年(平5)10月6日生まれ、兵庫県淡路島出身の25歳。中高時代は陸上の短距離と幅跳び選手。14年に芸能界入りし、女性ファッション誌「Ray」の専属モデルを務めた。17年に関西テレビ「大阪環状線 Part3 ひと駅ごとのスマイル」で地上波連続ドラマ初出演。今年はTBS系「チア☆ダン」に出演した。1メートル71、血液型O。

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