松尾スズキ&大人計画30周年イベント開幕!官九郎も感慨「お揃いのTシャツ着て」サダヲ「運がよかった」
2018年12月18日 11:20
芸能
松尾は「30周年のイベントが開かれることをうれしく思っています」と喜び。「ここにいる全員、見ての通り、おっさんとおばはんばかりですが、(昔の写真など)30周年の展示を見ていただいて、この人たちにも若い頃があったんだと、それだけでも感じて帰っていただければ」と呼び掛けた。
会場に展示された30年間の写真などを目にした宮藤は「一生懸命やっていたからでしょうか、ほとんど記憶がなかったですね。こんな人いたっけ?みたいな。中には写っちゃいけない人も写っているので、通報とかしないように」と笑いを誘い「僕は(劇団入りして)27年なんですが、松尾さんは30年。一緒にやってきて、こうやって、お揃いのTシャツを着て並んでいるのが、何だか恥ずかしいような、うれしいような感じです」と感慨深げ。
阿部は「30年続く凄い劇団に入れたことがうれしいし、運がよかったと思っています。来年(NHK)大河ドラマの主役をやります」と宮藤が脚本を手掛ける「いだてん〜東京オリムピック噺(ばなし)〜」(1月6日スタート、日曜後8・00)のPRも忘れなかった。
大人計画は1988年、松尾作・演出の舞台「絶妙な関係」で旗揚げ。日本の演劇界を牽引している。
「30祭」の内容は以下の通り。
「大人計画大博覧会」(18〜27日、スパイラルホール+エスプラナード)は大人計画の演劇活動30年分の舞台写真や稽古風景写真、衣裳や小道具、松尾が発表してきたイラストの原画を展示。松尾の原画展は今回が初となる。
「名作上映会と愉快なトーク」(28〜29日、スパイラルホール)は大人計画作品「生きてるし死んでるし」「愛の罰〜生まれつきならしかたない〜(初演)」「サッちゃんの明日」「ファンキー!〜宇宙は見える所までしかない〜」「春子ブックセンター」を上演。各回、劇団員がトークショーを開く。
「宮藤官九郎と伊勢志摩の感動ドキュメント“伝説の先輩を訪ねて”」(29〜30日、スパイラルホール)は宮藤と伊勢が登壇し、退団したメンバーとの再会映像を見ながらトークを繰り広げる。
「松尾スズキ30周年記念ファミリーコンサート“なんとかここまで起訴されず”」(25〜26日、スパイラルガーデン)は松尾が歌とダンスを披露。シークレットゲストも期待される。
イベントのラストを飾る「エンディングセレモニー“また逢う日まで、生きてたら”」(30日、スパイラルホール)は松尾、宮藤、劇団員らが思い出話を語り尽くす。