脊髄損傷と闘う滝川英治 復帰を後押しした亡き父の存在「“下を向いていないで”と…」
2019年01月23日 13:28
芸能
入院生活を余儀なくされた当時の心境を「夜は不安と恐怖で死んじゃうんじゃないかなって。このまま眠ったら、翌朝目が覚めないんじゃないかって…」。
そんな不安のなかでも、自身のブログに届いた多くのコメントで勇気づけられたという。その後、退院した滝川は「出来る限りのことは自分でやりたい」と家族の反対を押し切って一人暮らしをスタート。ヘルパーに助けられながらもリハビリを繰り返し、後遺症と向き合った。
しかし、一人暮らしを始めた直後、突然おとずれた父親の死。悲しみにくれたが、一番応援してくれていたという亡き父親を喜ばせようと、1年後に控えた東京五輪・パラリンピックを、自ら率先して発信して行くことを考えた。そして夢がかない、パラスポーツの情報や楽しみ方を伝える番組のMCに抜てきされる事に。
再起へ大きな一歩を踏み出した滝川は「親父の“下を向いていないで頑張れよ”っていうメッセージなのかなとも思えて。なんとかはい上がってでも、頑張っていきたいなと思います」と前を向いた。