市原悦子さん 生涯読み伝えた戦争童話13分45秒朗読、“人生最後のむかし話”も放送
2019年02月08日 22:13
芸能
番組では昨年12月に収録され、人生最後の朗読となったNHK「おやすみ日本 眠いいね!」で読んだ「米出し地蔵」も放送。そして思い入れがある戦争童話作品「ちいちゃんのかげおくり」を13分45秒にわたって朗読する模様が放送された。空襲によって少女に起こった悲劇を描いた作品で、戦争を二度と起こしてはならないと強く願う市原さんが優しく、激しく、時には歌いながら読み上げる様子がオンエアされた。
番組レギュラーの大竹しのぶ(61)は、最後まで声の仕事にこだわった市原さんに「最後まで仕事をしたい、ということなんですね。市原さんがやり続けていたのはすごいこと」と話し、ゲストで市原さんと50年にわたる交流があった中尾彬(76)は「(まんが日本昔ばなしの)むかしむかし…ができるのは、彼女しかいない、声を武器に女優になった」と、その魅力を称えていた。