柄本佑 安藤サクラとの夫婦ダブル受賞に「嬉しいですね。でも、恥ずかしい」 母・角替さんにも思い馳せる
2019年02月14日 18:00
芸能
昨年10月には母で女優の角替和枝さん(享年64)が他界。「うちの母が亡くなって、賞の受賞を聞いたのは亡くなった後だったので直接伝えることはできなかったんですが、喜んでくれていると思いますし、会場のどこかにいるんだと思います。分身とかして、空いている席全部に座っているかも」と亡き母に思いを馳せた。安藤との夫婦ダブル受賞には「嬉しいですね。でも、恥ずかしいですね」と赤面。それでも「夫婦でってのも恥ずかしいですけど、こんなことは一生に一度しかないですし、こんなにありがたいことはないと思う。こういう機会に夫婦で受賞できたことは、うちの家族にとっても、うちの母ちゃんにとっても倍々ゲームに嬉しいことだと思います」と笑顔を浮かべた。
安藤は授賞式にはNHK連続テレビ小説「まんぷく」の撮影で欠席。ビデオメッセージで「とっても嬉しいです。撮影のためそちらに伺えないことがとっても悔しいです。役が今でもどんな人だったのかと正直わからないまま。ただ、凄く現場では素直にいることができて、作品を見て、でも、こういうじょせいだったんだなと強く思った。なんだか今回の受賞もとっても不思議。みんなで今回の受賞を喜びあえたらという気持ちです。監督本当にどうもありがとうございます」と喜びのコメント。柄本とのダブル受賞にも「凄く嬉しいといいますか、感慨深いといいますか」としみじみ。「『きみの鳥はうたえる』の撮影中に娘が生まれて、『万引き家族』は産後すぐで、なんだか自分たち家族にとっても特別な賞になりました。改めていうと恥ずかしいですが、本当に嬉しいです、ありがとうございます」と笑顔を浮かべた。
授賞式には代役として、「万引き家族」の演技が光った子役の城城吏くん(12)、佐々木みゆちゃん(7)が登壇した。
みゆちゃんは「凄く緊張して魂がポカンと浮いちゃいました」と笑わせつつ、「安藤さんはとても優しくて、面白くて、優しい人」とニッコリ。「樹木希林さんみたいな有名な女優さんになって、みんなにテレビを見てもらいたい」と話した。桧吏くんは「(安藤さんは)とてもきれいで、楽しくて、(撮影は)いい思い出。撮影になるとスイッチが入って、凄く勉強にもなりました」と話した。