藤井七段 行方八段を下し2年連続の決勝進出 朝日杯将棋オープン戦
2019年02月16日 13:15
芸能
決勝で戦う藤井と渡辺は公式戦、非公式戦を通じて初対局となる。渡辺は今年度34勝8敗、勝率3位の0・810と絶好調をキープ。現在挑戦中の王将戦7番勝負で3勝0敗、7連覇がかかる棋王戦5番勝負でも2勝0敗と、ともに王手を掛けている。勝率0・848でトップを走る藤井との注目の1局となる。
朝日杯将棋オープン戦は全棋士参加の一般棋戦で、持ち時間は各40分。昨年が初出場だった藤井は1次予選から勝ち上がり、史上最年少の15歳6カ月で棋戦優勝を達成。同時に史上最年少で六段へ昇段した。今期は本戦の1回戦から登場。稲葉陽八段(30)、準々決勝では糸谷哲郎八段(30)とトップ棋士を連破してベスト4に進んだ。
藤井は14年から3連覇した羽生善治九段(48)以来2人目の連覇、13年に優勝した渡辺は6年ぶり2度目の優勝を目指す。決勝は午後2時30分に対局開始。