日テレ“最強ゾーン”日曜夜帯の強化を明言「他局も見習っていきながら」

2019年03月14日 16:46

芸能

日テレ“最強ゾーン”日曜夜帯の強化を明言「他局も見習っていきながら」
東京・汐留の日本テレビ本社ビル Photo By スポニチ
 日本テレビが14日、東京・汐留の同局で「2019年4月期番組改編説明会」を行い、“最強ゾーン”と言われた日曜夜帯の強化を明言した。
 これまで同局の日曜午後7時からの同10時までの日曜夜帯の「ザ!鉄腕!DASH!!」「世界の果てまでイッテQ!」「行列のできる法律相談所」の流れは、高視聴率連発の“最強ゾーン”と言われ、圧倒的な強さを誇ってきた。しかし、昨年10月にテレビ朝日系「ポツンと一軒家」(日曜後7・58)がレギュラー化され、高視聴率を連発。絶対的王者だった「イッテQ」を上回る回も出てきている。

 編成局担当局次長兼編成部長の岡部智洋氏は「『ポツンと一軒家』をはじめ、テレビ朝日さんの番組が多くの生活者の方に支持を受けているのは、我々としても勉強している。地上波ネットワークとして、各番組で切磋琢磨して、他局の方も見習っていきながら、我々としても日曜の強いラインをしっかりと支えて、強化していきたい」とコメント。3番組での新コーナーについて「他局さんがどうやってきたかは関係なく、10年以上やっている番組の特徴は、常々新しいコーナーを入れ替えてやってきている」とし、「それをレギュラー番組のリブランディングと呼んでいて、日曜の3番組に限らず、すべてのGPの番組で取り組んでいっていますし、これからも取り組んでいきます。特に、日曜日はファミリー層がご自宅に多くにいらっしゃる時間帯なので、より一層強化していきたい」とした。

 2月24日放送では「ポツンと―」が平均16・4%をマークし、「イッテQ」の16・3%を初めて上回った。3月3日は逆に「イッテQ」が18・8%で、「ポツンと―」の15・9%を超える視聴率をマークした。同10日は「ポツンと―」は番組最高の17・0%を獲得し、「イッテQ」の16・5%を再び上回り、ハイレベルでの争いが続いている(数字はすべてビデオリサーチ調べ、関東地区)。
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