内田裕也さん ロックンロールでお別れ 祭壇に希林さんとの“夫婦の絆”
2019年04月03日 14:30
芸能
遺影は2009年に出版された近田春夫プロデュース本「内田裕也 俺は最低な奴さ」で撮り下ろされた1枚。“ラストステージ”となるお別れの会で、裕也さんの歴史を再現するように、動く遺影としてLEDモニタを祭壇の中に設置した。流れる映像は「2019年ニュー・イヤーズ・ワールド・ロック・フェスティバル」において、人生最後の歌唱となった「きめてやる今夜」をベースに在りし日の姿を映し出した。
会はまさに日本ロック界を黎明(れいめい)期から支えた裕也さんを送るのにふさわしい内容。会場には裕也さんが愛したシナトラやプレスリーを筆頭に、ビートルズ、ツェッペリンなどのお気に入りの曲の数々のほか、裕也さん自身が歌った「陽のあたる場所」や「コミック雑誌なんていらねぇ」「ローリングオンザロード」など、裕也さんがこれまでに残した影響を物語る楽曲が散りばめられた。
式はフリーの宮本隆治アナウンサー(68)の司会で進行。裕也さんと親交が深かった堺正章(72)、崔洋一監督(69)、シーナ&ザ・ロケッツの鮎川誠(70)が弔辞に立ち、欠席する横尾氏の弔辞を裕也さんの娘婿の本木雅弘(53)が代読。このほか、歌手のAI(37)が歌を捧げた。
会式前には、2014年6月に内田裕也feat.指原莉乃名義で、コラボレーションシングル「シェキナベイベー」をリリースしているHKT48の指原莉乃(26)も弔問に訪れ、献花した。