「なつぞら」第9話は23・1% 番組最高更新!草刈おんじ&小なつ、語り内村が父にネット号泣
2019年04月11日 10:00
芸能
戦争で両親を亡くし、北海道・十勝の酪農家に引き取られた少女・奥原なつ(広瀬)が、高校卒業後に上京してアニメーターとして瑞々しい感性を発揮していく姿を描く。
節目の朝ドラ通算100作目。大河ドラマ「風林火山」などで知られる脚本家・大森寿美男氏(51)が2003年後期「てるてる家族」以来となる朝ドラ2作目を手掛けるオリジナル作品。主題歌「優しいあの子」はスピッツが書き下ろし。語りはお笑いコンビ「ウッチャンナンチャン」の内村光良(54)が担当している。9月28日まで全156話。
第9話は、東京の兄・咲太郎に会いたいと柴田家を飛び出し、帯広までやってきたなつ(粟野咲莉)は川のほとりで魚釣りをする天陽(荒井雄斗)を見つける。1人のなつを天陽は心配して声を掛ける。なつは家族を待っていると強がるが、やがて天陽も家路に着き、1人河原に残されてしまう。なつは戦死した父の形見の手紙を取り出して読むと、涙があふれ出す…という展開。
なつが家族でお祭りに出掛けたところを夢想していると、泰樹(草刈正雄)ら柴田一家がなつを見つける。「どうして私には家族がいないの!」と泣き叫ぶなつを、泰樹が抱き締め「おまえにはもう、側に家族はおらん。だが、ワシらがおる。一緒におる」。視聴者の涙を誘った。
内村が務める語りが「なつよ、私は約束通り、今もおまえと一緒にいるよ」と一人称になり「語り=ヒロインの父親」という設定も明らかになった。