千鳥・ノブ「なつぞら」での演技に自虐「ただのノブじゃ」 史上初キャスター自ら朝ドラ受け
2019年04月18日 08:15
芸能
「なつぞら」は女優の広瀬すず(20)がヒロインを務める節目の朝ドラ通算100作目。大河ドラマ「風林火山」や「64」「精霊の守り人」「フランケンシュタインの恋」、映画「39 刑法第三十九条」「風が強く吹いている」などで知られる脚本家の大森寿美男氏(51)が2003年後期「てるてる家族」以来となる朝ドラ2作目を手掛けるオリジナル作品。戦争で両親を亡くし、北海道・十勝の酪農家に引き取られた少女・奥原なつ(広瀬)が、高校卒業後に上京してアニメーターとして瑞々しい感性を発揮していく姿を描く。
ノブが演じたのは、なつが通う十勝農業高校の担任・太田繁吉役。畜産の授業中に居眠りをしていた同級生・居村良子(富田望生)を注意するシーンなどに登場した。「あさイチ」冒頭の“朝ドラ受け”。スーツ姿で登場したノブは、大吉から「太田先生。そのかっこうのままで」と呼びかけられ、「太田先生じゃねえって」と照れくさそう。さらに「名演技でした」と称賛されると「いえいえ、全然です」と謙遜した。
今回の出演にあたり「結構(役を)作り込んで。家でも練習したり」と事前にリハーサルを重ねたという。そしてこの日の初登場。「今初めて見たんですけど…ただのノブじゃ。ノブが教科書持ってお邪魔してるだけじゃ」と自虐して、大吉らを笑わせた。
また、この日は、菓子店「雪月」での場面で店主の母役の高畑淳子(64)らが、ノブのおなじみのつっこみでもある「クセ」というセリフを多用。ノブも「“クセ”という言葉が連呼されて。クセが強い回でした」と振り返った。
ノブの「なつぞら」出演は今月6日放送の同局「有吉のお金発見 突撃!カネオくん」(土曜後8・15)で発表。「本当に申し訳ないです。3~4シーン出ているんで、その時はだけ目をつぶってください。申し訳ないです。下手です。本当にドラマとか無理なのに、朝ドラはもう親が喜ぶんじゃあ。それでお受けさせていただいたんですが。先に言っておきます。ちょっとだけ作品を壊しています」と恐縮した。
15日に朝ドラ受けをした際にも「今週のどこかに私が出ていますが、スタッフさん、今からでも全カットしてください。めちゃ下手です」と頭を下げていた。