AKB小栗有以 新エースへ自覚 センター立ったらガツガツ精神 目標は令和を代表するアイドル
2019年06月02日 11:00
芸能
「センターをやらせていただいて、AKBの代表として、いろんなところに呼んでもらえるようになりました。これまで以上にAKBのことを考えるようになったし、AKBを守りたいという気持ちがより強くなりました」
――成長した部分は?
「だいぶ自信がついたかなと思います。音楽番組で歌わせてもらったりMCをやらせてもらったりして、センターを務めた先輩たちの気持ちも分かったような気がします」
――またセンターをやりたい?
「センターならではのプレッシャーはあるんですけど、やらせていただいて凄く楽しかったので、また立ちたいです」
――課題は?
「『Teacher Teacher』の時は、自分では結構思いきりやっているつもりだったんですけど、スタッフに“もっと思いきりやっていいよ”と言われました。隣が松井珠理奈さんと宮脇咲良さん、ほかにも山本彩さんら先輩たちに囲まれていたので、自分では緊張していないつもりでも、やはり緊張しているんだと気づきました」
――周りが先輩ばかりだと緊張しますよ!?
「先輩方も周りに負けないように頑張って踊っているので、センターに立つのだったら、ガツガツ精神というか、もっと自分が引っ張る気持ちで踊らなくちゃいけないということを学びました」
――センターに立ったらガツガツ精神でいく?
「そうですね。曲によってだと思いますけど…(笑い)」
――確かに、可愛い曲だとガツガツいけない…。
「可愛い曲だったら、誰よりも可愛く踊ります。そういう意識でやります!」
――これからの目標は?
「今までは先輩に支えてもらう若手の一人でしたが、新しいメンバーも増えてきました。私が渡辺麻友さんに憧れたように、後輩に憧れられる先輩になれるようにパフォーマンス力、MC力を上げていきたいです」
――麻友さんが卒業する直前に「注目する後輩」として名前を挙げたのが小栗さんでしたが、最近、麻友さんに会いましたよね?
「仕事で事務所にいらっしゃっているというのを聞いて会いに行きました。会った時、本当に恥ずかしくて、全然目を合わせられなかったんです。細くて、小さくて、可愛らしくて“尊い”という言葉が頭に浮かびました。麻友さんがAKBにいた時は普通にしゃべれてたんですけど…」
――なぜ「尊い」と?
「麻友さんのミュージカル『アメリ』を見たり、テレビで歌っているのを見たりして“さらに歌が素敵になっている”と思っていたんです。それで、お会いしたら、凄くキラキラしていたので、尊いと感じたのだと思います」
――麻友さんは何か言ってましたか?
「“ちゃんと見てるよ。頑張ってるね”と言ってくださいました。私もだんだんしゃべれるようになって、写真を一緒に撮ってもらって、ハグもしてもらいました。“これからも頑張ってね”と言ってもらって、本当にうれしかったです(笑い)」
――麻友さんのようにキラキラした人になりたい?
「そうですね。麻友さんのようにキラキラとした明るいオーラのある人になりたいです。麻友さん、さっしー(指原莉乃)さんは卒業してしまいましたが、令和になったことですし、今のAKBで新しい目標に向かって頑張りたいと思います」
――令和を代表するアイドルになる!?
「いや~(苦笑い)。…なりたいです。以前、ネットのニュースを見ていたら“平成を代表するアイドル”として前田敦子さんの名前が挙がっていたので、さすが先輩は凄い!と思いました。私も時代を代表するアイドルになれるように、これから頑張ります」
《無料イベントで存在感》小栗は1日、千葉県柏市の商業施設で開催されたAKB48の無料イベントに柏木由紀(27)、向井地美音(21)らと出演。最新曲「ジワるDAYS」ではセンターを務めるなど次世代エースとして約3000人の観客を前に存在感を発揮した。
《モデルでも活躍》最近は人気ファッション誌「LARME(ラルム)」のモデルとしても活躍中。「小さい頃からモデルさんに憧れていたので凄く楽しいし、ラルムで私のことを知ってファンになってくれる人もいるのでうれしい」と笑顔。「アイドルの時はアイドルならではの髪形にしてますが、モデルの時はヘアメークさんにお任せしているので、いつもと違う自分を出せていると思います」と話した。
▼小栗 有以(おぐり・ゆい)2001年(平13)12月26日生まれ、東京都出身の17歳。14年4月、AKBのチーム8のメンバーとしてお披露目。同8月、劇場公演でデビュー。16年11月発売のシングル「ハイテンション」で初選抜。昨年からチームAも兼任。愛称・ゆいゆい。