爆問太田 「一人で死ぬべき」に「すぐ近くにいると思うの。彼のような人は」
2019年06月02日 10:50
芸能
太田は「“一人で死ね”ってことは…それは“もう甘えるな”ってことだと思うんだけど、この犯人の場合は、自分も死ぬわけじゃないですか。自分の命も重く見ていないというか、自分が思っているような自分じゃなかったんだと思う」と指摘。その上で「それは“俺って生きていてもしようがないな”と。だけど、最後に一つ大きなことをする。特定の病気ってわけではなくて、そういう思いにかられるってことは誰しもがあるもの」と自らの考えを述べた。
そして、自らは事件の容疑者と同じ50代で、高校生くらいの時に、何も感動できなくなった時があったと言い「物を食べても味もしない。そういう時に“これはこのまま死んでもいいな”っていうぐらいまでいくんだけど、そうなっちゃうと人の命も大切には思えないよね。だけど、その時に俺のきっかけだけど、たまたま美術館行ってピカソの絵を見た時に急に感動が戻ってきた」と告白。「何を見ても感動できなかったんだけど、ピカソが理解できたってわけじゃないけど、その時の俺には“表現ってこんな自由でいいんだ”っていうことで、そこからいろんなこと感動して、いろんなものを好きになる。好きになるってことは、それに気づけた自分を好きになるってことで、それは人でも文学でも映画でも何でもいいんだけど、そういうことに心を動かされた自分て捨てたもんじゃないなって思うと、他の生きている生物や人間たちの命もやっぱり捨てたもんじゃないってなった」と明かした。
さらに太田は「つまり、すぐ近くにいると思うの。彼のような人は」と熱っぽく語り、「今、自分が死んでもいいって思っている人はもうちょっと先に…、それを見つけるすぐ近くにいるよってことを知ってほしい。きっかけさえあればって思うんだよね。すごい発見ができる。すぐ近くにいると思うんだよね」と強調していた。