松たか子が“最強妻”に　初池井戸作品で夫役・大泉洋を尻に敷く　

　女優松たか子（41）が、俳優大泉洋（46）と夫婦役で初共演する。大泉が主演する7月スタートのTBS日曜劇場「ノーサイド・ゲーム」（後9・00）で、作家池井戸潤氏（55）原作のドラマに初挑戦。夫を尻に敷く妻を演じる。 　令和最初の池井戸ドラマは、出世を絶たれた男の物語。左遷人事で工場に飛ばされた大手自動車メーカーのサラリーマン（大泉）が、成績不振のラグビー部のGMに就任。チームとともに再起の戦いに挑んでいく。

　松は夫の最大の理解者であり、尻に敷く強い妻役。「半沢直樹」など男の戦いを描く池井戸作品では、家庭が主人公のオアシスになってきた。今作は毛色の違う妻だが、松は「強い奥さんなので怒られることも多いでしょうけど、少しでも癒やし、ほぐしの時間になれば」と意気込んだ。

　もう一つの見どころである、主人公の敵役も決定。中村芝翫（53）と上川隆也（54）が大泉に立ちはだかるヒールを演じる。