上野樹里と時任三郎 大河では親子対面ならず“446年の時を経て”月9で初共演
2019年06月28日 15:32
芸能
上野は遺体解剖によって死因を明らかにする新米法医学者・万木朝顔(まき・あさがお)を演じる。朝顔の父であり、仕事相手としても寄り添うベテラン刑事・万木平(まき・たいら)役を俳優・時任三郎(61)が演じる。
じつは上野と時任は2011年の大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」で親子役だったが、現場で一緒に撮影することはなかったため、今回が“初共演”となる。時任が演じた浅井長政は江が生まれてすぐ1573年に自害。この日の司会者からは446年の時を越えての父娘と紹介された時任は「言ってみれば幻の父でしたので、今回、共演できるということで、ワンランクアップしたような感じですね」と微笑んだ。
しかし、まだ4話しか撮影していないため「この先、自害するかもしれないので、ちょっと読めないですね」と時任が話すと「いやいや困りますよ」と上野。「大河ドラマのときは、自分の父の姿を一度も見れず…。今回はしっかりとお父さんと二人で、近くで一緒に暮らしているすごくうれしいですね。時任さんと父娘の役がこんなにしっかりとできるドラマで共演させていただいて、うれしいです」と喜びを語った。時任いわく、現場で上野は「とにかく優しい」という。「ちょっと鼻をグスとやっただけで、ティッシュを差し出してくれたり…。肩をもんでくれたり、日々親子感が増している」と微笑んだ。
朝顔は時に自身の仕事の範ちゅうを超えてまで懸命に、真摯に遺体と向き合い、謎を解き明かしていく。共演は風間俊介(36)、中尾明慶(30)、森本慎太郎(21)、平岩紙(39)、板尾創路(55)、山口智子(54)ほか。