「いだてん」第2部に中村七之助!第1部主演・勘九郎と兄弟リレー“昭和の大名人”三遊亭圓生役
2019年06月28日 15:00
芸能
阿部は水泳の前畑秀子らを見いだした名伯楽で64年の東京大会招致の立役者となった新聞記者・田畑政治(まさじ)を演じる。
七之助演じる三遊亭圓生(さんゆうてい・えんしょう)は第39回から登場。落語の神様・古今亭志ん生(ビートたけし、森山未來)と並び称される当代随一の落語家。芸風は全く対照的で、端正かつ洗練された語り口が持ち味。記憶力が抜群で、持ち噺の数は300を超え、落語史上最多とも言われる。兵士の慰問興行で志ん生(森山)とともに満州に渡るが、その間に終戦を迎えて悲惨な目に遭う。
七之助の大河ドラマ出演は1988年「武田信玄」、99年「元禄繚乱」以来20年ぶり3回目。「宮藤官九郎さんの脚本、そして兄が主役の作品への出演が決まりうれしいです」と喜び。「三遊亭圓生さんと聞き、これは大変だなと思っています。落語家、それも大名人ですし、すぐにおいそれとできる芸ではないので、圓生さんの落語を聴きこみ、試行錯誤を重ねながら稽古をしています。『いだてん』はまさに“宮藤ワールド”出演している方々も素晴らしく、すべてが揃った作品なので、自分の出演で壊さないよう、一生懸命やりたいと思っています」と張り切っている。
また、俳優・仲野太賀(26)の出演も決定。四三の弟子でマラソン選手の小松勝を演じる。