横山たかしさん追悼公演で“ニューたかし・ひろし” 相方ひろし、ラジバンダリ西井と息ピタリ漫才披露
2019年08月10日 18:41
芸能
他の芸人の思い出話はお金にまつわる話が多かった。“お坊ちゃまキャラ”で人気者だったたかしさんは、舞台裏でも後輩芸人に小遣いやお年玉を渡していたそうだ。「2人でスナックへ行って、カラオケで“白い花の咲く頃”を歌うと、たかっちゃん(たかしさん)は号泣して、同期の私にも1万円くれた」と親子漫才「三吾美ユル」の三吾(75)。森脇健児(52)は「東京で仕事がなくなって大阪へ帰ってきた時、師匠から通天閣の下にあった劇場の楽屋で“辛抱する木に花が咲く”の言葉をいただいた。あの言葉がなかったらボクはクサってた。芸能界からドロップアウトしていたかも」とたかしさんに感謝していた。
また、「腰部脊柱管狭窄症」で昨年3月19日に大阪府内の病院で手術し、リハビリに専念してきた海原かなた(71)が舞台復帰。相方の海原はるか(71)と「英語で大相撲中継」のネタを演じ、大爆笑をさらった。かなたは「1年7カ月ぶりの舞台。緊張よりネタ運びがうまく行くか不安あった。声も出てた」とホッとした顔。はるかは「漫才がホントに楽しいと心から思った」と相方との久々のコンビ芸を喜んでいた。
酒井くにお(71)、酒井とおる(68)、笑福亭松喬(58)、いま寛大(71)、正司敏江(78)らも舞台上でたかしさんを偲んだ。追悼公演は11日も開催し、桂福団治(78)らが出演する。