ダイアモンド☆ユカイ 絶頂からの大転落「真剣に考えたね。自殺しようと思った」
2019年08月18日 20:42
芸能
そんなユカイだが、すべてが順風満帆とはいかなかった。ユカイは1986年に伝説のロックバンド「RED WARRIORS(レッド・ウォーリアーズ)」のボーカルとしてデビュー。圧倒的なパフォーマンスと甘いルックスで、「THE BLUE HEARTS(ザ・ブルーハーツ)」などと共にロック界を席巻した。しかし人気絶頂の中、わずか3年後の1989年にまさかの解散。ユカイはソロ活動を始めることとなる。ただ、バンド時代のような爆発的な人気は得られず、ファンは遠のくばかり。武道館を満杯にしていた男が、「小さいライブハウスに5、6人集めるのがやっと」という状況にまで落ちぶれてしまった。
バンドを再結成してもうまくいかず、自らが立ち上げた企業も失敗。さらには元アイドルグループ「CoCo」の三浦理恵子との離婚など、立て続けに災厄が訪れ、「気が付いたら独りぼっちになってた」という。あまりのみじめな状況に「真剣に考えたね。自殺しようと思った」と振り返るユカイ。「原因は俺。ずっと付け上がったまんまでいたから」と、自業自得であったことを明かしていた。
ユカイは生活費を稼ぐため、ライブハウスを借り切ってファンを集め、私物を出品するオークション大会を開催したことも。MCの今田耕司(53)は「そんな苦労してたんや…私物を売るしかないと…」と絶句していた。さらにユカイは「助かったね。(商売道具の)ギターとかも売っちゃってたもん」と、極限状態にあったことも告白。スタジオからは驚きの声が上がっていた。
ファンの中にはユカイの切羽詰まった姿を見るに堪えられず、服(衣装)をプレゼントし続けた強者もいた。「かなり助かったね。だってブランド品のいいものをいただくから…」と感謝しきりのユカイ。その衣装代の総額は車1台分にも及んだという。
熱烈なファンに支えられながら、どん底から這い上がったユカイ。今田は「いやホンマ、あそこまでの暗黒時代があったとは知らなかったです。イメージが変わりました」と、ユカイを讃えていた。