TBS「クレイジージャーニー」、不適切な演出で休止 事前に準備した生物を捕獲と放送
2019年09月11日 15:33
芸能
また、この爬虫類ハンター企画で、過去にも同様の手法がなかったかどうか調査をすすめているとし、現時点では「過去10回の放送で捕獲した生物のうち、26種類は捜索中に実際に発見し捕獲したものですが、11種類は事前に準備していたものであることが現時点で判明しています」とも発表している。
同番組は「独自の視点やこだわりを持って世界&日本を巡る“クレイジージャーニー”たちがその特異な体験を語る、伝聞型紀行バラエティー」で、「独自の目線や強いこだわりを持って世界や日本を巡る人々(=クレイジージャーニー)がスタジオに集結し“その人だから話せる”“その人しか知らない”常人離れした体験談を語る」としている。
2015年元旦に放送され、同年4月から深夜でレギュラー化された。司会は「ダウンタウン」松本人志(55)「バナナマン」設楽統(46)女優の小池栄子(38)が務め、これまでDVDも8本が発売されている。
TBSは今月5日にもバラエティー「消えた天才」(日曜後8・00)で過剰な演出があったと発表し、放送を休止。同局によると、先月11日の放送で、野球のリトルリーグ全国大会で全打者三振の完全試合を達成した当時12歳の投手の試合映像を放送した際、映像を早回しすることで実際の投球よりも速く見える加工を行っていた。