「いだてん」星野源が再登場、嘉納治五郎“最後の大舞台”への思い語る
2019年09月29日 08:30
芸能
平沢がスピーチを行ったきっかけは、日本人の五輪出場に尽力した講道館柔道創始者・嘉納治五郎(役所広司)との関係。外交官時代の38年、カナダから日本に向かう船の中で嘉納と偶然出会うことになる。
29日放送の第37話「最後の晩餐(ばんさん)」では嘉納の“最後の大舞台”が描かれる。星野が放送前に第37話の見どころや現場の雰囲気を語った。
「嘉納治五郎を演じる役所さんの収録も終盤だったので、送り出すムードが現場にありました。治五郎さんは初回からほぼ毎回出られていて、撮影期間も長い。スタッフの皆さんもそうですし、ご本人にも“終わるな”という感じがあって、その空気が大河ならではというか、1年間の重みを感じました」とコメント。
「平沢は何も知らずにたまたま治五郎さんに出会っただけなんですけれど、“面白いことをやるんだ”という感じが真に迫るものがあって。思いを託されたというか、後に平沢さんがなぜ招致のスピーチ(第1回で登場)を引き受けたのかという理由が分かった気がします」と役柄への思いを述べた。