沢尻エリカ容疑者 怪しい「夜友」の存在…MDMA入手は別のイベント会場
2019年11月20日 06:30
芸能
交際中のデザイナー男性は、夫とコラボ事業もする間柄。妻は沢尻容疑者との親しげな姿をSNSに投稿。沢尻容疑者はこの妻を中心としたクラブ仲間と夜遊びに興じてきた。
その夫妻が直近で主催したのが、15日深夜から16日未明にかけて東京・渋谷のクラブで行われたイベント。沢尻容疑者の恋人の男性も参加していた。
警視庁に「沢尻容疑者がクラブのイベントで違法薬物を入手している」という情報提供があったのは、その約1カ月前。組織犯罪対策5課は内偵捜査を進める中で「沢尻容疑者と極めて親しく会っている仲間の存在」(捜査関係者)をキャッチ。沢尻容疑者の違法薬物入手の事情を知っているとみて、イベントの開催時期や場所をマークしてきた。
捜査員は、16日朝にイベントから帰ってきた沢尻容疑者を自宅前で職務質問。手荷物から違法薬物は発見できず、家宅捜索に切り替えて室内でMDMAを発見した。
今回の事件では、著名人にしては所持量が少ないことも特徴のひとつ。沢尻容疑者が所持していたMDMAは1回分の使用量に相当する0・09グラム。著名人が違法薬物を入手するケースでは、一度に大量の“大人買い”をするのが一般的。捜査関係者は「欲しい時にいつでも用意できる“身近”な存在がいたのではないか」とみて、入手ルートの解明を進めている。
沢尻容疑者の仕事関係者は、オーガナイザーの妻らを「夜友(よるとも)」と陰で呼び、以前から関係を不安視してきた。本来は不器用で臆病な沢尻容疑者の理解者は次第に離れていき、派手に遊び狂う“パリピエリカ”を囲む遊び仲間ばかりが増えていったからだ。
沢尻容疑者をよく知る関係者は「本来は人と軽く接することができないタイプ」だと言う。虚像の夜遊び女王。虚勢を張る上で必要だったのが、MDMAやLSDといった「パーティードラッグ」だったのかもしれない。