来年大河「麒麟がくる」沢尻容疑者の代役は川口春奈 大河初出演で大役 NHKが発表
2019年11月21日 17:10
芸能
沢尻容疑者は主人公・明智光秀(長谷川博己)の主君・斎藤道三(本木雅弘)の娘で、後の織田信長(染谷将太)の正妻・濃姫役。今年6月にクランクインし、来年3月放送分の第10話まで撮り終えていた。中でも放送スタート間もない第3話は濃姫がメインの物語。制作側は局内で「12月の1カ月で撮り直すことができれば1月5日の放送開始に間に合う」と強気に説明しているが、物理的に無理とみる関係者もいる。
代役探しは難航するものと予想されたが、早々に候補が数人にまで絞られ、川口に決まった。
3月に麻薬取締法違反容疑で逮捕されたピエール瀧(52)が今年の大河「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」に出演していたため、撮り直しは2作連続。局内では「呪われているのか」との恨み節まで飛び出した。
「麒麟がくる」は大河ドラマ59作目。第29作「太平記」を手掛けた池端俊策氏(73)のオリジナル脚本で、大河としては智将・明智光秀を初の主役に据え、その謎めいた半生にスポットを照らす。物語は1540年代、まだ多くの英傑たちが「英傑以前」だった時代から始まり、それぞれの誕生を丹念に描く。