堀ちえみ「書くことが心の支えに」…がんに負けない!“見切り発車”も信念貫いた復帰
2020年02月06日 05:31
芸能
舌の6割以上を切除し、太腿の組織を使って再建。昨年3月からリハビリを本格スタートした。日課となっている本の音読に加え、週に1度ボイストレーニングも行う。「腹式の呼吸で、息を長く細く出し続けるよう発声するんです」。インタビュー時にも一音、一音をかみしめながら正確に言葉を紡いでいた。毎日更新しているブログでは、壮絶な闘病生活を包み隠さず明かしている。「ありのままに書くことが心の整理にもなり、闘病の支えになっています」
文字による発信を続けるからこそ、自分の声で語ることへの気持ちが強まる。「リハビリを続けて2年後のデビュー40周年には歌を歌いたい。一時は諦めていたけれど女優としてもドラマや映画に出たい」
ブログには同じくがんと闘う人々の声も集まるという。「さまざまな方のコメントのおかげで、私は孤独感を感じることがありませんでした」。堀が描く未来は、それを応援する読者の夢でもある。