SMAP“最後の一人”キムタクがジャニーズ背負う 中居独立で新帝国の支柱に
2020年02月22日 06:00
芸能
木村は今後「最後まで残ったSMAP」として、ジュリー社長のもと船出した「新生ジャニーズ」の支柱となっていくとみられる。
SMAPの分裂危機が浮上したのは2016年。女性マネジャーIさんが退社を決意し、メンバーが次々と追随する中で、木村は唯一、残留の意思を明確にした。ジャニーズへの恩義を重んじて、筋を通した行動だったが、芸能関係者は「この行動が一部に、分裂の一因となったと誤解され、人気に陰りが出たこともあった」と話す。
しかし時代が令和に入り、昨年放送されたTBSの主演ドラマ「グランメゾン東京」で急上昇。テレビ局関係者は「10代女性をはじめとした若年層に“カッコイイおじさん”として認知されたことが大きい」と話す。
新たに木村ファンになった若者が、親に「ロングバケーション」などSMAP時代のドラマを教えられ「ますますファンになる子も多い」(同関係者)。現在のCMも「マクドナルド」や「セガゲームス」など、若年層やファミリー向けのものが増加してきた。
次世代ファンへの新たな訴求が“帝国維持”への最重要課題となるジャニーズが「今後、より力を入れてバックアップするのは間違いない」と広告代理店関係者も断言する。
中居と木村には、まことしやかに不仲説がつきまとった。会見で解散後に連絡を取っているか問われた中居は「全然ないですね。お会いしてないですし」と淡々と返答。一方で木村への思いを聞かれ「伝えることは直接伝えるんじゃないかなと思います」と答えた。中居の思いも受け止めて、木村はジャニーズを守っていく。