どうなるジャニーズ事務所 中居の独立「決断尊重」も…流出止まらず若手育成急務
2020年02月22日 06:15
芸能
タレントの離脱は事務所にとって痛手だが、ジャニーズをよく知るテレビ関係者は「独立を求めるタレントを無理に引き留めるのはもう難しい」と指摘。これからは年齢や実績を考慮しながら、タレントの意思を尊重する傾向が強まっていくとみられる。
そこで急務となるのが新たな人気者の育成だ。プロダクション関係者は「次世代のスターを生み出す力があれば事務所は求心力を保てる」と語る。その重責を担うのが、タレント育成の陣頭指揮を執る事務所副社長の滝沢秀明氏(37)だ。
今年1月には、SixTONESとSnow Manが同時デビュー。2組のデビューシングルはミリオンヒットとなった。ジャニーさんのように、次世代スターを次々と育てることができるか。ジャニーズ帝国の未来は滝沢氏の手腕にかかっていると言えそうだ。
《ジャニーズ過去の脱退》
▼1996年5月7日森且行(SMAP) 都内で会見しオートレース選手に転身すると発表
▼10年7月20日赤西仁(KAT―TUN) 公式サイトで、ソロで海外活動する決意を表明。14年2月に退社
▼11年6月27日森本龍太郎(Hey!Say!JUMP) 事務所が未成年喫煙による無期限活動停止処分を発表。事実上の脱退処分となる。14年に退社
▼13年10月9日田中聖(KAT―TUN) 9月30日付での解雇を発表。「度重なるルール違反行為があった」と説明
▼15年11月24日田口淳之介(KAT―TUN) 番組生出演中に、事務所退社と併せて発表。翌年3月末に脱退
▼18年4月15日渋谷すばる(関ジャニ∞) メンバーとともに会見し、事務所退社と併せて発表。年末に退社
▼同5月6日山口達也(TOKIO) 契約解除を事務所がファクスで発表。4月25日に強制わいせつ容疑で書類送検されたことが報道され、同30日にメンバーに辞表を提出
▼同9月13日今井翼(タッキー&翼) ユニットの解散と今井の退社を発表。同年末のカウントダウン公演がラストステージ
▼19年9月5日錦戸亮(関ジャニ∞) グループを脱退し、同月末で事務所を退所すると発表