日テレ 新型コロナ禍で美術展延期が相次ぐ「たいへん苦しい思いをしている」

2020年03月23日 17:47

芸能

日テレ 新型コロナ禍で美術展延期が相次ぐ「たいへん苦しい思いをしている」
日本テレビ社屋 Photo By スポニチ
 日本テレビは23日、小杉善信社長の定例会見で、新型コロナウイルスによる各事業への影響を報告した。
 東京都美術館で4月16日に開幕予定だった「ボストン美術館展 芸術×力」は延期。米国のボストン美術館が30日間休館となり、展覧会の準備が困難となったため。

 また3月3日から予定した国立西洋美術館での「ロンドン・ナショナル・ギャラリー展」も今月いっぱい休館する。

 事業担当の廣瀬健一取締役は「この1カ月間たいへん苦しい思いをしている」と説明。「すべてが大変困っています。何とか、少しでも知恵を出しながら観客の皆様の安全、安心を確保して部分的にでも、一部でも、何とか開会にこぎつけたいと考えております」と窮状を伝えた。

 損害などについては、「集約しているところで大変多額な…でも、エンターテインメント業界全体になると、とてつもない金額になるんだろうな。新しい年度に何とか希望を持って次につなげたい」と述べた。
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