「魔法のレストラン」20年目突入 レギュラー陣が思い出回顧 V6長野「内容も濃い」
2020年04月11日 06:00
芸能
水野が1番忘れられないのは初回放送。ゲストは3月29日に新型コロナウイルス肺炎のため70歳で亡くなった志村けんさんだった。「番組が始まったばかりで慣れないこともあり、収録が押して夜の12時を回ってしまった。それでも志村さんは、落ち着いた感じで怒る様子もなく付き合ってくれたことを、とても覚えています。大変だった収録初日は忘れられません」と志村さんの人柄を偲んだ。
番組では、菅が水野をイジるシーンも見所で売り。水野はパナソニックのCMキャラクター、初代「きれいなおねえさん」に起用され、96年に「花嫁候補No.1女優」に選ばれて“清楚”“おしとやか”なイメージたっぷりだったが、番組の中で「菅ちゃんに(本性を)掘り起こされた」と明かした。「普段からちょっとお財布を締める“締まり屋さん”」「ちょっと頭が切れるようなイメージを周りの皆さんが持ってくれるみたいだけど、本当は数字にも弱い」と、アンタッチャブルな部分を触ってくれた、菅、宇治原に「2人には結構感謝しています」と語った。
緊急事態宣言で外出自粛など飲食業界は大混乱しているが、長野は「テイクアウト」、菅は「サキメシ(店舗への先払いシステム)」を推奨した。
番組20年目について水野は「食は、衣食住の一つで『命を支える根源的なも』であると同時に『ファッション』。2つの楽しみ方がある。その時々のトレンド、栄養価などを追求しているのがこの番組の面白さ」とPRした。