風吹ジュン、樹木希林さんに救われた過去 トラブル時に「涙流し『よく耐えたわね』と」

2020年04月11日 15:31

芸能

風吹ジュン、樹木希林さんに救われた過去 トラブル時に「涙流し『よく耐えたわね』と」
女優の風吹ジュン Photo By スポニチ
 女優の風吹ジュン(67)が11日放送のTBS系「サワコの朝」(土曜前7・30)に出演。樹木希林さんとのエピソードについて語った。
 1973年、ユニチカのマスコットガールに選ばれ、翌年アイドル歌手として活動スタート。人気を博したものの、次第にアイドル歌手としての自分に違和感を抱くようになり、所属事務所に出そうと、辞表を書いたという。

 そのさなか、樹木さんの後押しで、TBSドラマ「寺内貫太郎2」(1975年4~11月)へ出演することが決まった。「樹木さんが何か面白い子がいるよってことで、(演出の)久世光彦さん、(脚本の)向田邦子さんと話して、私を呼んでいただけたのがきっかけです」と風吹。小林亜星さんの演じる寺内貫太郎の長女を演じ、樹木さんとの軽妙なやり取りは大きな話題になった。

 ドラマは好調でも、自身は順風満帆ではなかった。あるとき、撮影現場に見ず知らずの男性がやってきて、久世さん、樹木さんがいる前で罵詈(ばり)雑言を浴びせられたという。当時を振り返り、「(自分は)終わったなと思ったときに、樹木さんがホロっと涙を流されて『よく耐えたわね』とおっしゃったときに、付いていこうと思いましたね。“ここだわ、生きるところは”って」。その後、私生活でも樹木さんに助けてもらったという。

 「愛情がおありになりますよね。若い方に対して特に。この人をどうしたらそこから救えるのか?っていうことをいつも思っていらっしゃる」と話し、「人を救う心っていうか…ちょっと観音様的な力がありますよね。その慈悲深さっていうのは(それまでの人生で)お会いしたことがないです」と、天国の樹木さんに思いを馳せていた。
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