橋下徹氏 新型コロナ禍の専門家会議に「違う意見が出てこないっていうのは、ちょっと気持ち悪い」

2020年05月02日 15:33

芸能

橋下徹氏 新型コロナ禍の専門家会議に「違う意見が出てこないっていうのは、ちょっと気持ち悪い」
元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏 Photo By スポニチ
 元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(50)が2日の関西テレビ「胸いっぱいサミット!」(土曜正午)で、新型コロナウイルス対策を検討する政府の専門家会議の見解に異論が出ないことへの違和感を語った。
 特に厚労省クラスター対策班の北海道大・西浦博教授のチームについて、「不眠不休で、もの凄い働いているのが分かるから敬意は表するんだけど」としつつ、「そこに対して、いわゆる専門家、他の同じ領域の専門家の人たちが誰も意見を言わない」ことを疑問視。

 政治家として「僕らが何か政策をやろうと思ったら、いろんな人が“それは違う”“あれは違う”ってあったんだけど…。こと今回の(感染などに関する)数字に関しては違う意見が出てこないっていうのは、ちょっと気持ち悪いところはあるんだけどね」と続けた。

 クラスター班の分析結果について、「あそこの数字が絶対化している。あそこの数字が間違っているとは思わないけど、もうちょっとそういう(様々な考えの人たちによる)議論が欲しいなと、は思うんだけどね」と私見を述べ、クラスター班についても「あの専門家が今、西浦さんという人しか日本人はいないっていうのも…日本ってそんなに専門家の層が薄いのっていうのがびっくりしちゃってね」と語った。

 そのうえで「ただ、あの人たちが不眠不休でやっているから。やっぱり敬意は表さないといけないと思う」と再度強調した。
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