玉川徹氏 コロナ陽性率、東京都に「ぜひ出して」「できないって話ではきっとない」

2020年05月06日 09:54

芸能

 テレビ朝日の玉川徹氏が6日、同局「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)に出演。新型コロナウイルスの感染をめぐり、東京都が「陽性率」を発表していないことについて言及した。
 「陽性率」は感染状況を知るうえで需要なもので、必要な何人を検査して、そのうち何人が陽性だったかを示す数字。発表していない理由は、検査結果がリアルタイムで更新できないため。PCR検査には公的な医療機関によるものと、民間の医療機関によるものがあり、まず、それぞれの医療機関が検査結果を集計し、各地の保健所に報告する。これを保健所がとりまとめて都に報告するシステムになっているが、報告までに段階を踏んでいるためタイムラグが生じてしまう。また、都が公表している「検査実施件数」には、新規感染者を調べる検査に加え、1度感染した人が退院前に、陰性になっているかどうか確認するために受けるものも含まれている。つまり、新たな陽性率を知るための分母にはなっていないということになる。

 玉川氏は「陽性率、やっぱり出してほしいですよね、東京都にも。前から言ってるんですけど」と指摘。そして「例えば、大阪はずっと出してるんですよ。大阪の人口は約880万人で、東京は約1300万人。それほど大きな違いはないわけですね。東京があまりにも規模が大きすぎるので、できないって話ではきっとないと思うんですよ。陽性率を重要視していたのか、してないかってことの違いだと思うんですよね。なのでここにきて重要性がでてきているわけですから、東京都としてはぜひ出していただきたいですね」と話した。
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