ひろゆき氏 海外からみた日本のコロナ対策に見解、フランスのPCR検査は「千葉県の会社の機械で」

2020年05月11日 17:11

芸能

ひろゆき氏 海外からみた日本のコロナ対策に見解、フランスのPCR検査は「千葉県の会社の機械で」
西村博之氏 Photo By スポニチ
 「2ちゃんねる」創設者の西村博之(ひろゆき)氏(43)が10日放送のフジテレビ「Mr.サンデー SP」(後8・00)に居住地・フランスからリモート出演。同国のPCR検査について、「千葉県の日本の会社が作っている、PCR検査を自動化する機械をガンガン投入」していると説明、海外からみた日本の新型コロナウイルス対策についても持論を述べた。
 番組では、日本のPCR検査数が他国と比較して明らかに低い状況と紹介し、人口100万人あたりの死者数は欧米の数字と比べて少ないとのデータを示した。MCを務めるフリーアナウンサー・宮根誠司(57)から「海外からどう評価されているか?」と問われたひろゆき氏は、「(死者数を)抑え込めているとは思われていない。BBC(英国放送協会)とかでもPCR検査少ないよねって言われていて」と返答した。

 月2万件のPCR検査を目指す日本の現状に触れつつ、「フランスって月に280万件目指しているんですよ。それを来週からやるって言っていて」。フランスの検査数を「膨大」とし、実現できる理由は「自動化」されていると解説した。「日本みたいに検査技師がいないとできないっていう状態じゃないように、機械でやっているんですけど」と語った。

 「その機械って千葉県で作っているんです。千葉県の会社が作っているPCR検査を自動化する機械をフランスはガンガン投入して、検査を大量にやるっていうのをやっている」と続けると、宮根は「え!?」と驚きの声をあげた。

 ひろゆき氏は「100万人あたりの死者数は日本ではまだ増え続けている」と指摘し、PCR検査の陽性率については「どれくらいの人が感染しているかって、みんなテストをしていないので。感染したと思った人がテストをしましたと、本当はテストをしたい人も出来ませんっていう状態」。検査数そのものの少なさに言及したうえで、「なので陽性率とか感染者数は、今の現状を把握するうえではあんまり重要な数字ではない。傾向は見られるんですけど」とした。

 フランスでは11日からロックダウン(都市封鎖)を段階的に解除するという。「僕の住むパリとかはまだ感染者が押さえられていないので僕、電車に乗るの禁止なんですよ」と伝え、「仕事で行くために外出許可証を持っている人しか電車に乗っちゃいけないとか。他の南のほうの地域で安全な所は移動してくださいとか、地域ごとに制限が変わってくるっていう形になりますね」と報告していた。
【楽天】オススメアイテム