「麒麟がくる」今井翼 15年ぶり大河出演決定「胸が高鳴る時間」桶狭間で先輩・愛之助を討つ毛利新介役
2020年05月18日 14:00
芸能
俳優の長谷川博己(43)が主演を務める大河ドラマ59作目。第29作「太平記」(1991年)を手掛けた名手・池端俊策氏(74)のオリジナル脚本で、智将・明智光秀を大河初の主役に据え、その謎めいた半生にスポットを照らす。物語は1540年代、まだ多くの英傑たちが「英傑以前」だった時代から始まり、それぞれの誕生を丹念に描く。
今井が演じる毛利新介は、織田信長(染谷将太)の家臣。信長の馬廻(うままわり)として仕え、桶狭間の戦いで服部一忠とともに、今川義元(愛之助)に肉薄し、首級をあげた。
今井は「大河ドラマには今回で3回目の出演となりますが、今川義元にとって重要な回に出演できたこと、心から感謝しております」と喜び。「今川義元を討ち取るという要の役を演じるにあたり、毛利新介の出世欲、強い執念を目的に演じさせていただきました。身に余る演出をつけていただき、胸が高鳴る時間を過ごさせていただきました。壮大な桶狭間の戦いのシーンに是非ともご注目ください」と呼び掛けた。
2014年に発症した、めまいなどの症状を訴えるメニエール病の治療に専念するため、18年9月に「タッキー&翼」を解散し、ジャニーズ事務所を退社。以降はフリーとなり、19年はほとんど活動しなかったが、今年2月の新作歌舞伎(第10回システィーナ歌舞伎)「NOBUNAGA」で本格復帰し、活動を再開した。ドラマ出演は3年ぶりとみられる。
4月1日付で芸能事務所「松竹エンタテインメント」に所属。同事務所に所属の愛之助が「麒麟がくる」で戦国大名・今川義元を演じている。
ドラマは今月17日に放送された第18話「越前へ」で新章「越前編」がスタート。ただ、新型コロナウイルスの影響により、4月1日から撮影がストップ。収録済みのストックがなくなり、6月7日放送の第21話をもって一時中断。今月末までに緊急事態宣言が解除され次第、収録再開の準備に入る。放送の再開時期は「収録再開の状況を見極めながら検討」。休止期間中は、再放送や総集編などで対応する意向。