NHK 大河「麒麟がくる」30日から収録再開 長谷川博己「全44回、何とか放送していきたい」

2020年06月09日 13:34

芸能

NHK 大河「麒麟がくる」30日から収録再開 長谷川博己「全44回、何とか放送していきたい」
東京・渋谷区のNHK社屋 Photo By スポニチ
 NHKは9日、新型コロナウイルス感染拡大の影響で4月1日から中止していた、同局の大河ドラマ「麒麟がくる」(日曜後8・00)の収録を30日から再開することを発表した。
 収録にあたっては、5月27日に公表した「感染防止のための制作マニュアル」に基づいて行われる。なお、放送再開日については「収録再開後の状況を見ながら、判断してまいります」としている。

 また、連続テレビ小説「エール」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)、今秋スタートの「おちょやん」については「現在、収録に向けての準備を進めているところです」と報告し、「決まり次第、お知らせさせていただきますので、よろしくお願いいたします」としている。

 同局は4月1日、「麒麟がくる」の収録を当面見合わせると発表。5月15日には、放送を6月に中断することを伝えた。その後、6月7日放送の第21話をもって一時休止。14日からは「麒麟がくるまでお待ちください 戦国大河ドラマ名場面スペシャル」が放送される。

 これに伴い、主演を務める俳優の長谷川博己(43)が同局を通じてコメントを発表。「21回の放送終了からしばらく休止いたします。楽しみにしていただいている方々がたくさんいらっしゃることは、何気ない日常の中、お声掛けいただいたり、ひしひしと感じています」としたうえで、「この流れを一度止めてしまうのは誠に心苦しいのですが、ご存知のように撮影も休止中で撮り溜めたものがない状況となっています」と説明。

 「ただ、撮影再開の目処は立っており、その日に向かいスタッフ・キャスト一同、安全面を十分考慮した上で準備しております」とし、「全44回、何とか放送していきたいと思っておりますので、今後の『麒麟がくる』明智光秀のミステリーの顛末を、楽しみに、どうか大らかなお気持ちでお待ちいただければと思います。皆様の健康とともに、麒麟がくる日を願って」と呼び掛けた。
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