現役最年長・桐山九段、当面1年間の現役続行決定 崖っぷちの一戦で勝利
2020年07月07日 17:47
芸能
対局後、桐山は「公式戦をこの後も指せる。うれしく思います」と喜びを語り、きょうで最後との覚悟は?との質問に「十分」と応じて笑いを誘った。通算1000勝へ向けては「負けると終わりなので、可能性が続いたことはうれしく思います。ぜひ達成したい」と意欲を見せた。
普段の勉強は豊島が出場する名人戦7番勝負や叡王戦7番勝負、藤井聡太七段(17)が出場する棋聖戦5番勝負や王位戦7番勝負といったタイトル戦の観戦、また将棋ソフトの導入も始めたという。
藤井の将棋について「私が四段になった当時とは将棋が変わってしまった。正直着いていけません」と苦笑いするが、将来訪れるかも知れない最年少と最年長対決へ向け「出来るなら楽しみ。若い頃と違って1勝の重みを感じるようになった。体力を落とさないよう、体操とかもやってます」と若々しく語った。