山本裕典、コロナ陽性…初の舞台クラスター発生 共演者、観客ら14人感染
2020年07月11日 05:30
芸能
また6月30日の公演と今月4日の公演を観劇した観客から1人ずつ感染が判明したという。山本は7日から倦怠(けんたい)感があった。10日に入院。所属事務所は「倦怠感のみで症状は安定しております。病院の指示に従い、治療に専念します」としている。お笑いコンビ「はんにゃ」の金田哲(34)と吉本坂46の榊原徹士(30)は検査結果を待っている。
上演前に所属するグループでファンイベントなどを行っている出演者もいるため、感染経路の特定は難しそうだ。山本と共演した24人のタレント全員と全スタッフが10日に保健所から濃厚接触者と指定された。
観客は間隔を空けて着席し、収容可能な186人の半数以下が動員された。劇場の入り口には手のアルコール消毒、非接触型体温計を設置。観客全員にマスク着用を求めた。舞台の公式サイトでは、観客で発熱などの症状がある場合は保健所などに相談するよう呼び掛けている。
◇国内で発生した主なクラスター◇
▼ライブハウス 大阪市内の4店舗で行われた8つのライブ参加者のうち、全国83人が感染。大規模集団感染に発展
▼昼カラ 国の緊急事態宣言解除後、北海道の札幌、小樽両市の複数スナックで高齢者を中心に感染拡大。90人以上にも
▼メイドカフェ 東京・秋葉原にある2店舗に勤務する従業員3人が感染。全従業員450人へのPCR検査で、9人が感染していることが判明
▼病院 永寿総合病院(台東区)では214人が感染し、入院患者43人が死亡。国内最大のクラスターになった
▼夜の街 ホストクラブやキャバクラがひしめく新宿・歌舞伎町を中心に感染が拡大。鹿児島ではショーパブ「NEW おだまLee男爵」関連の感染者が累計100人に