「エール」ミュージックティーチャー古川雄大の解説放送は英語も「本編よりも多いほど(笑)」

2020年07月21日 08:15

芸能

「エール」ミュージックティーチャー古川雄大の解説放送は英語も「本編よりも多いほど(笑)」
連続テレビ小説「エール」で一躍人気キャラクターとなった御手洗先生を演じる古川雄大(C)NHK Photo By 提供写真
 新型コロナウイルスの影響のため一時休止に入り、再放送がオンエアされているNHK連続テレビ小説「エール」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は、20日から俳優の古川雄大(33)が解説放送(副音声)を行っている。
 俳優の窪田正孝(31)が主演を務める朝ドラ通算102作目。男性主演は2014年後期「マッサン」の玉山鉄二(40)以来、約6年ぶりとなる。モデルは全国高等学校野球選手権大会の歌「栄冠は君に輝く」などで知られ、昭和の音楽史を代表する作曲家・古関裕而(こせき・ゆうじ)氏(1909~1989)と、妻で歌手としても活躍した金子(きんこ)氏。昭和という激動の時代を舞台に、人々の心に寄り添う曲の数々を生み出した作曲家・古山裕一(窪田)と妻・音(二階堂ふみ)の夫婦愛を描く。

 解説放送は、視覚障がい者のための放送サービスとして番組音声からだけでは伝わらない情報を副音声で補完。朝ドラの解説放送(副音声)は1990年前期「凜々と」から開始。「エール」は声優の山崎健太郎が担当している。

 6月29日、初回(3月30日)からの再放送がスタート。“2周目”の「エール」は“特別版”として、キャストが解説放送(副音声)を行う朝ドラ異例の試みを実施。出演者がキャラクターとして行い、ドラマの状況説明に加え、役の視点もプラスされる。

 トップバッター・山崎育三郎(34)の佐藤久志、松井玲奈(28)の関内吟、森山直太朗(44)の藤堂先生に続き、再放送第4週(第19~24話)は古川演じる音の歌の先生、“ミュージックティーチャー”こと御手洗清太郎が担当。

 古川は「この度、連続テレビ小説『エール』再放送4週目の副音声を務めさせていただくことになりました。御手洗清太郎として、この作品を皆様と一緒に見ている気持ちで収録しました。御手洗といえば、会話のところどころで英語が出てしまいます。もちろん副音声でも、様々な箇所で英語が飛び出します。むしろ、本編よりも多いほどです(笑)。御手洗と一緒にご覧いただく『エール』は、また新しい世界に皆様を連れていける気がします!初めて見る方には寄り添い、2回目にご覧になる方には新鮮さを感じてもらえるよう努めました。是非、楽しんでいただけると、うれしいです」と呼び掛けた。

 4月1日から休止していた収録は6月16日、2カ月半ぶりに再開。放送再開時期について、NHKは「収録再開後の状況を見ながら判断してまいります」としている。
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