三浦春馬さん遺作ドラマ放送へ 全4話に縮小し脚本大幅変更 何としても届けたい最後の姿
2020年07月31日 05:33
芸能
スポニチ本紙の取材では、同局は作品を全4話に短縮し、1カ月間で放送する方向で調整中。三浦さんの代役は立てずに、脚本を大幅に変更するという。ストップしていた撮影は、早ければ8月上旬にも再開する。撮影済みの映像を最大限に生かす形で物語を仕上げる。
同局は代役を立てて撮り直すことも検討していた。だが、芸能事務所関係者は「代役となる方の精神的負担が大きいことはもちろん、最初から撮り直すとなると、ショックを受けている共演者も気持ちの切り替えが難しい。代役を立てる可能性はなくなったと聞いている」と話した。
同作は6月中旬にクランクインし、2話まで撮影済み。三浦さんが亡くなった時点では3、4話を撮影している最中だった。制作関係者は「台本は6話まで配布されていたが、物語を4話で完結させるため、改めて作り直す作業が行われている」と明らかにした。
三浦さんは亡くなる前日の17日まで撮影に参加。現場では明るく振る舞い、思い悩む様子も見せていなかった。関係者は「役柄としっかり向き合って演じてくれていた。俳優としての最後の姿を、良い形で届けられることを願っている」と話した。