ロンブー淳 命断つ行為から救える手立てを…「死を思いとどまることにも使って」遺書動画サービス公開
2020年08月06日 12:10
芸能
20歳のころから、母に「延命はしないで」と言われ続けるなど、独特の死生観を持っており、現在、慶大大学院では遺書や死について研究中。運営会社のCEO(最高経営責任者)を務める。「誰でも“死ぬ気”になってやれることが遺書だと思う。自分に向き合った時に、何を大切にしているのか、気付きを得る人が相当多い」と期待した。
SNSの誹謗中傷などで、自ら命を絶つ人が話題になることが多くなった。研究で多くの遺書を見てきたという田村は、「どんなにつらくても、大切な人のために生き続けるのはどれだけ尊いか、いろんな人の遺書を見て感じている。自ら命を絶つ行為をする前に、救える手立てはないか?このサービスで自分と向き合った時に違う新たな考えが浮かんで、死を思いとどまるということにも使ってほしい」と熱弁。「死ぬために書くんじゃなくて、生きるために書くというふうに、概念を変えたいと思っている」と語った。