木村花さん母、被害届提出へ「誹謗中傷受けた人にしか分からない」 2020年08月07日 05:30 芸能 自民党のプロジェクトチームが開いた非公開の会合に臨む木村響子さん(左) Photo By 共同 フジテレビのリアリティー番組「テラスハウス」に出演したプロレスラー木村花さん(享年22)が視聴者らからSNS上で誹謗(ひぼう)中傷を受けた後に死去した問題で、母響子さん(43)は6日、書き込みをした加害者を特定した上で警察に被害届を提出する考えを明らかにした。 響子さんは同日、インターネット上の誹謗中傷対策を検討する自民党のプロジェクトチームが開いた非公開の会合で講演。終了後に報道陣の取材に応じた。 元プロレスラーの響子さんは「気持ちを強く入れ替える」ため、現役時代の髪形とメークで会合に出席。「誹謗中傷を受けた人にしか分からない苦しみがある」と語り、裁判手続きを要する加害者特定の難しさや、SNSなどネットを利用する際の情報モラルの教育とルールが徹底されるよう訴えたと説明した。