「半沢直樹」堺雅人も大爆笑の「お・し・ま・いDEATH!」誕生秘話 香川照之「大和田の思い」込めた
2020年08月09日 13:45
芸能
新シリーズは「ロスジェネの逆襲」「銀翼のイカロス」が原作。半沢は大和田常務(香川)の不正を暴き“倍返し”したものの、子会社の東京セントラル証券へ出向。営業企画部長として赴任後、半沢に巻き起こる事件を描く。続編の原作に大和田は登場していない。
大型買収案件をめぐり、新たな敵・伊佐山(市川猿之助)から呼び出しを食らった半沢が、東京中央銀行を後にするシーン。大階段を下りていくと、1階には大和田の姿があった。
(※以下、ネタバレ有)
再び出向のピンチに陥っている半沢は、宿敵・大和田から人事に口利きしてもいいと助け舟を出されるが「お断りいたします。自分の身は自分で守ります」と拒否。すると、大和田は「はい、残念でした。そんなものは守れませんっ!組織に逆らったらどうなるか、君が一番よく分かっているはずだ。私はどんな手を使っても生き残る。だが君はもう、おしまいです。お・し・ま・い(英語の『th』の発音で少し舌を出し、親指を立てた右手で首を切るポーズをしながら)ですっ!」と言い放ち、その場を去った。
MC陣が「どのように生まれたんですか?」と尋ねると、香川は「半沢直樹と大和田暁が会うのは(前作最終回の)土下座以来なわけですよ。『(半沢の姿を目にした時に)あっ!』と思ったはずなんですよ。なので、普通に『君はもうおしまいです』と去るのでは、たぶん大和田の思いは足りないんじゃないかと。で、何か(いい表現は)ないかなと思ったら、こんな袋小路に入っちゃったわけです。思い付いちゃって」と告白。
さらに「単純に、目の前にいる堺さんはどういったリアクション?カットがかかった後は?」と聞かれると「大爆笑。いつもの(妻・花役の)上戸(彩)さんとの家庭の(シーン)の顔に。何回かやって、毎回笑っていただいて」。番組公式ツイッターも「半沢&大和田の再会!相当シリアスでピリピリとしたシーンですが、正直、撮影の時はスタッフも笑いをこらえるのがなかなか大変でした」としていたが、堺も笑いをこらえられなかった。