「半沢直樹」第3話 総合視聴率は34・4% 番組最高で「逃げ恥」最終回超え“新指標”も高視聴率連発
2020年08月13日 17:30
芸能
![「半沢直樹」第3話 総合視聴率は34・4% 番組最高で「逃げ恥」最終回超え“新指標”も高視聴率連発](/entertainment/news/2020/08/11/jpeg/20200810s00041000463000p_view.jpg)
総合視聴率とは、リアルタイム視聴率とタイムシフト視聴率(録画機器などで放送後7日以内、168時間以内に視聴)の合計(重複は差し引く)。ビデオリサーチが2016年10月3日から調査を開始。録画機器の性能向上、スマートフォンなどを使用したスマートデバイスによるテレビ視聴など、多様化した視聴形態に即した視聴率算出が近年の課題だったが、検討を重ね「総合視聴率」「タイムシフト視聴率」を新しい指標として採り入れた。
ビデオリサーチが1クール毎に発表している「総合視聴率上位30番組」を見ると、総合視聴率30%超えのドラマ(同一番組は高位のみ)は多くなく、16年10月期「逃げるは恥だが役に立つ・最終回」の33・1%、「ドクターX~外科医・大門未知子~・最終回」の32・0%、17年10月期「ドクターX~外科医・大門未知子~・最終回」の35・2%、「陸王・最終回」の30・3%、18年1月期「99・99―刑事専門弁護士―・最終回」の31・0%、18年7月期「義母と娘のブルース・最終回」の30・2%、「半分、青い。・最終回」の30・5%、19年10月期「ドクターX~外科医・大門未知子~・最終回」の31・0%などしかない。
今回の34・4%は「逃げ恥」最終回を上回り、17年「ドクターX」最終回に迫る高水準。今後の推移がさらに注目される。
【個人視聴率】テレビメディアの価値をより正しく示すべく、ビデオリサーチが3月30日から公表。世帯視聴率はテレビ所有世帯のうち、何世帯がテレビをつけていたかを示す割合(例=5世帯のうち2世帯がテレビをつけていれば世帯視聴率は40%)。個人視聴率はテレビ所有世帯内の人数のうち、何人がテレビをつけていたかを示す割合(例=5世帯にいる12人のうち3人がテレビをつけていれば個人視聴率は25%)。個人視聴率は世帯視聴率より数字そのものは目減りするが、視聴人数の換算が可能になる。関東地区は調査世帯数を900世帯→2700世帯と拡大した。