「麒麟がくる」坂東玉三郎がテレビドラマ&大河初出演「大変緊張」正親町天皇役 8・30放送再開
2020年08月14日 14:01
芸能
玉三郎は1957年に初舞台。2012年には歌舞伎界5人目の人間国宝に認定された。映画出演は監督・主演を務めた95年「天守物語」が最後。今回がテレビドラマ初出演となる。
落合CPは「後半戦の新たなキャストが決まりました!正親町天皇役に、これが初めてのテレビドラマ出演となる、歌舞伎界当代きっての女形、坂東玉三郎さんです。光秀や信長にとって雲の上の存在の美しき帝を、大河ドラマという初めてのステージで舞っていただく──どんな華麗な帝が現れるのか、今から楽しみでなりません」と期待している。
他に陣内孝則(62)が堺の豪商・今井宗久、片岡鶴太郎(65)が幕府政所頭人・摂津晴門、春風亭小朝(65)が天台座主(比叡山延暦寺住持)・覚恕法親王、駿河太郎(42)が戦国大名・筒井順慶、小籔千豊(46)が二条家当主・二条晴良、手塚とおる(58)が朝倉義景(ユースケ・サンタマリア)のいとこ・朝倉景鏡、井本彩花(16)が信長の妹・お市、金井浩人(28)が小谷城城主・浅井長政、一ノ瀬颯(23)が足利義輝(向井理)・義昭兄弟のいとこ・足利義栄を演じる。大河ドラマ初出演は玉三郎、小籔、手塚、井本、一ノ瀬。
新型コロナウイルスの影響により、撮影は4月1日から一時中止し、6月30日に約3カ月ぶりに再開。放送は6月7日の第21話をもって一時休止し、8月30日に約3カ月ぶりに再開する。
俳優の長谷川博己(43)が主演を務める大河ドラマ59作目。第29作「太平記」(1991年)を手掛けた名手・池端俊策氏(74)のオリジナル脚本で、智将・明智光秀を大河初の主役に据え、その謎めいた半生にスポットを照らす。物語は1540年代、まだ多くの英傑たちが「英傑以前」だった時代から始まり、それぞれの誕生を丹念に描く。
初回(1月19日)から第21話の期間平均は15・5%。昨年「いだてん~東京オリムピック噺(ばなし)~」の初回~第21話の期間平均9・8%と比べると、大幅5・7ポイント増。前半戦は“大河復権”と呼べる結果を残した。