【内海桂子さん死去 97歳多臓器不全 】
女流漫才コンビ「桂子・好江」で人気を博し、現役最年長芸人として活躍した漫才協会名誉会長の内海桂子師匠。舞台の時間を守らずにしゃべり続けてしまうことも多く、そんな時に大活躍するのが懐中電灯だった。
ある日、弟子のナイツが舞台袖から「時間ですよ!」と声を掛けたところ、桂子師匠は耳が遠く声が届かなかった。そこで成田さんに相談すると、懐中電灯を渡され、「光を顔に当てるのが合図」と教えてもらったという。実際に照らすと、桂子師匠はまぶしさのため顔をのけぞらせながら「そろそろお時間が来たようです」と締めたという。