橋下徹氏 大阪都構想否決の要因分析、自身の政界復帰は「ないです」

2020年11月02日 17:36

芸能

橋下徹氏 大阪都構想否決の要因分析、自身の政界復帰は「ないです」
元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏 Photo By スポニチ
 元大阪府知事、大阪市長で弁護士の橋下徹氏(51)が2日、日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜後1・55)に出演。大阪市を廃止して4つの特別区に分割、再編する「大阪都構想」の住民投票が否決されたことについて語った。
 橋下氏は大阪都構想について「“薬”が大阪都構想運動、“手術”が大阪都構想そのもの。府市がものすごい対立状況にあった2008年状態、僕が知事になったときは本当に対立していてぐちゃぐちゃだったんです。これが“病気状態”」と比喩を交えて説明。“薬”によって“病気状態”が緩和された結果、“手術”が不必要だと思われてしまったと敗因を分析した。

 番組で開票結果を取り上げると「国政選挙でも大阪ではだいたい投票率50%そこそこですかね。大都市部の選挙では知事選、市長選挙なんてのは30%台、場合によっては20%台の選挙なんてのはざらに大都市部ではある」とコメント。コロナ禍において、大阪都構想の住民投票の投票率が60%を超えたことについて「大阪の民主主義はものすごいレベルが高い」と評価した。

 続けて、MCの宮根誠司(57)から「大阪でダメだったら国政出てって『俺がもう一回大阪変えてやるよ』と橋下徹さんに火が付いたのか、このまま隠居生活を続けるのか」と投げかけられた橋下氏。「もうずっと隠居ですよ」と政界復帰は否定的し、「僕にはそんな能力も気力もないし、だいたい人を集めるってことは不可能だし、衆議院の小選挙区で通るわけがない」とも。最後は「(政界復帰は)ないです」と断言していた。
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