「エール」本編“完結”窪田正孝&二階堂ふみ感謝 異例メッセージ「早く日常が戻ることを祈って」
2020年11月26日 08:15
芸能
裕一(窪田)は1964年(昭39)東京オリンピックの入場行進曲「オリンピック・マーチ」を完成。音(二階堂)と開会式を見守った。東京五輪以降も、裕一は池田(北村有起哉)とのコンビで数々の舞台音楽を手掛けたが、10年後、盟友が突然倒れ、天国に旅立つ。情熱を失った裕一は、第一線から退いていった。池田の死後から5年、音が乳がんを患い、裕一は最愛の妻の療養ため、東京を離れて静かな生活を送っていた。第119話は、ある日、作曲家を目指しているという広松寛治(松本大輝)という青年が裕一を訪ねてくる…という展開。
<※以下、ネタバレ有>
広松が帰った後、ベッドに横になっている音は歌を口ずさみ「海が見たい。あなたと出会った頃のように、歌を歌いたい」。裕一の音の体を起こし、寝室から窓辺に向かう。居間に足を踏み入れると、そこは豊橋の海。若返った2人は砂浜に駆け出す――。裕一が砂浜にあるオルガンを弾き、音が歌う。
裕一「音、会えてよかった。音に会えなかったら、僕の音楽なかった。出会ってくれて、ありがとね」
音「私も、あなたといられて幸せでした」
2人の夫婦道は完結。「エール」のカラフルなロゴが表示された。
これで終幕と思いきや、最後に2人が並んで登場。
窪田「最後までご覧いただき、本当にありがとうございました」
二階堂「ありがとうございました」
窪田「世界中が未曾有の不幸が襲う中で『エール』という名でドラマをやる意義を裕一を演じながら感じさせてもらいました。少しでも見てくださる皆さんの力に、このドラマがなれたのならば、スタッフ・キャスト一同、本当にうれしく思います。早く日常が戻ることを祈って、皆さん一緒に(2人で声を合わせ)頑張りましょう!」
二階堂「って、今日は木曜日ですけど、明日は何するの?」
二階堂「明日は何と特別編!人気キャラクター総出演によるカーテンコールをNHKホールよりお届けします!」
窪田&二階堂「見てね~!」
番組にエールを送ってくれた視聴者に感謝し、勇気づける呼び掛け。そして、最終回コンサートを予告し、締めくくった。