ウエンツ瑛士“凱旋”ミュージカル 英留学から復帰後初、武者修行成果みせる!

2020年12月11日 05:31

芸能

ウエンツ瑛士“凱旋”ミュージカル 英留学から復帰後初、武者修行成果みせる!
ミュージカル「メリリー・ウィー・ロール・アロング」にトリプル主演する(左から)笹本玲奈、平方元基、ウエンツ瑛士 Photo By 提供写真
 今年3月に英国留学から帰国したウエンツ瑛士(35)が復帰後初めてミュージカルに主演する。現在から過去へと逆再生で描く異色の作品「メリリー・ウィー・ロール・アロング」(来年5月上演)に、俳優平方元基(35)、女優笹本玲奈(35)とトリプル主演。英国で鍛えられパワーアップした姿を見せる。
 ブロードウェーを舞台に、ショービジネスに夢を抱いた若者を描く群像劇。平方が映画プロデューサー、ウエンツが劇作家、笹本は2人を見守る女性。現在40代の3人は20年前からの親友で、かつて一緒のアパートに住んで夢を追いかけた仲間だった。その3人の成功と挫折を、時間をさかのぼって描いていく。

 3人は1985年生まれの同学年で、今回が初共演。平方は11年に「ロミオ&ジュリエット」のティボルト役でデビューし、10年の節目で初主演を飾る。歌と芝居に定評がある実力派で、1メートル84の長身と甘いマスクで女性人気も高い。一方、5代目ピーターパンとして知られる笹本も、「マリー・アントワネット」など数多くの作品でヒロインを務めてきた。

 そうした実力者を相手に、ウエンツがどのような演技を見せるのか。18年10月から今年3月までの約1年半、英国に留学。歌や演技などのレッスンに必死に取り組んだ。今作は歌とダンスで魅了する一方、心の内側を丁寧に表現することが求められる作品。留学の成果をどのように見せてくれるのか楽しみだ。

 ウエンツは「日本全国が危機的状況の中、来年の5月ですが、希望をいただけたことをとても感謝しています。その頃にエンターテインメントを楽しめる状況であることを願うとともに、全力フルパワーで一同がお出迎えすることを誓います」と力強く話している。

 来年5月17~31日に東京・新国立劇場中劇場で上演。名古屋、大阪公演も予定。
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