日本中が悲しみに暮れた訃報 竹内結子さん死去 コロナ禍での悲劇は他人事ではない
2020年12月28日 11:00
芸能
衝撃と動揺で、言葉が出ない。仕事柄、多くのニュースに接してきたが、しばらく言葉を失ったのはいつ以来か――。
「まさか自殺…」。7月に俳優の三浦春馬さん、9月に女優の芦名星さんが自ら命を絶っており、コロナ禍で社会問題になりつつあった。電話口では「そうです。自殺のようです。少なくとも警察はそうみている」との返答。背筋が凍った。
竹内さんは今年1月に第2子を出産したばかり。しかも、この9月には即席麺のCMイベントに出てきて、笑顔を振りまくなど元気で幸せな様子だった。
「こんなことって、あるのか…」。思わず漏れた言葉だった。
訃報はニュースの中でも最もデリケートなもので、裏付け取材は慎重かつ厳格な精査が求められる。それが突然の自死となれば、警察も含め関係者の口は固く、竹内さんのような誰もが知っている大物女優となるとなおさら。しかも、早朝だ。
事実が確認できたのは1時間後。あえて自殺には触れず、一報は亡くなられたことだけを慎重に伝えた。その反響はあまりに大きく会社のサーバーがすぐにダウンしてしまうほどで、もちろんニュースの衝撃度はあったが、コロナ禍での悲劇は決して他人事ではないという人々の思いも強く感じられ、新聞紙面ではその側面をしっかり伝えるようにした。
振り返ると、今年はネットでいち早く報じたニュースが多かった。元日から「浜崎あゆみ男児極秘出産」「エイベックス松浦社長離婚」と立て続けにスクープ。10月の「石原さとみ結婚」もスポニチアネックスでのスクープだった。
訃報でも「宍戸錠さん死去」「梓みちよさん急死」という大物の悲報をネットでいち早く報じた。その一方で、4月の「小島一慶さん死去」、8月の「内海桂子さん97歳大往生」、先日の「なかにし礼さん死去」などスポニチ紙面でのスクープも多かった。(特別取材班)
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<2020芸能スクープ>
▼1月1日「浜崎あゆみ男児極秘出産」※
▼同2日「エイベックス松浦社長離婚」※
▼同22日「宍戸錠さん死去」※
▼2月4日「梓みちよさん急死」※
▼同8日「73歳ビートたけし再婚」
▼同24日「チュートリアル徳井義実復帰」
▼同27日「橋本マナミ妊娠」
▼3月14日「ブルゾンちえみ退社、芸能界卒業、欧州留学」
▼同日「川田裕美アナ妊娠」
▼同20+日「菅田将暉&小松菜奈熱愛」
▼4月12日「報ステ富川悠太アナ コロナ感染」
▼4月26日「小島一慶さん死去」
▼5月2日「NHK大河ドラマ『麒麟がくる』放送中断、越冬」
▼同3日「NHK朝ドラ『エール』放送中断」
▼同10日「室井佑月、米山隆一前新潟県知事と結婚」
▼同25日「フジ27時間テレビ放送中止」
▼同27日「手越祐也、逆ギレ退所」
▼6月10日「アンジャッシュ渡部建、全面降板」※
▼6月15日「道端アンジェリカ、涙の独占激白!離婚&復帰」
▼同21日「元純烈・友井雄亮氏、脱退後初インタビュー」
▼同23日「西村まさ彦離婚」
▼7月9日「フジ、グッディ終了&バイキング放送枠拡大」
▼同17日「矢沢永吉独占インタビュー」
▼7月5日「坂井真紀離婚」
▼8月1日「山本美月&瀬戸康史結婚」
▼同28日「内海桂子さん97歳大往生」
▼9月14日「瑛人、紅白初出場」
▼同23日「守屋浩さん死去」
▼同27日「竹内結子さん自殺」※
▼同28日「花柳寿王さん死去」
▼10月1日「石原さとみ結婚」※
▼同12日「青木源太アナ、フリー別居。直撃に思い語る」
▼10月15日「日テレ『メレンゲの気持ち』終了」
▼同16日「今泉佑唯、活動休止」
▼同22日「ナイナイ岡村隆史結婚」
▼同23日「小室哲哉引退後初インタビュー、復帰へ思い語る」
▼11月2日「大泉洋、紅白白組司会」
▼同10日「TBS『噂の東京マガジン』終了」
▼同14日「JUJU紅白初出場」
▼同16日「高杉真宙独立、直撃に語る」
▼同18日「吉田鋼太郎62歳パパ」
▼同20日「アンジャッシュ渡部建、ガキ使で復帰」
▼12月2日「アンジャッシュ渡部建、近日中に謝罪会見」
▼12月3日「岡本健一再婚していた」
▼同4日「水前寺清子、75歳超熟年離婚」
▼同9日「日テレ『火曜サプライズ』終了」
▼同23日「YOASOBI紅白初出場」
▼同25日「なかにし礼さん死去」
※はスポニチアネックスでスクープ速報